コミュニケーション能力

投稿日: コメントする

仕事で必要なのは自分の仕事の進捗や直面している問題や作業指示に対する疑問点、あるいは自分で思いついたもっと良いアイディアを自分の言葉で速く正確に伝える能力の事であって、仕事中に関係ない私語をしたり、お菓子をくばったり、飲み会の幹事をすることではない。

 

同意

http://gdeg.jp/2015/07/03/599/

 

10年間デジタルゲームの仕事を続けて分かってきたこと

コミュニケーション能力は必須

勘違いしてる人多いけどコミュニケーション能力って大学生とかが言う「コミュ力(ステレオタイプなリア充として立ち回るうまさ)」の事ではない。仕事で必要なのは自分の仕事の進捗や直面している問題や作業指示に対する疑問点、あるいは自分で思いついたもっと良いアイディアを自分の言葉で速く正確に伝える能力の事であって別に飲み会の幹事なんかやってくれなくて良い。そしてゲーム開発の仕事ではそれは全職種に要求される。繰り返す。全職種に要求する僕は。前述したステレオタイプなリア充(ネットスラングでは「ウェーイ」とか呼ぶのかな?)への嫌悪感からか「職人や技術者は寡黙であるべき」とか「言葉で仕事をしてはならない」とか思い込んでる人が多いけど、ディレクターの視点では勝手に一人で仕事抱え込んで自分からは何も話そうとしないプログラマーやCGアーティストの存在はプロジェクト進行上のリスクとみなす。メールで進捗確認すると自分で納得行く成果物が出来上がるまで返信してくれない人とかいるけど、そういう時って本人が思ってる以上に発注側はストレスを感じている。中途半端な物見せてはならないとかそういう精神論はいらない。「コミュニケーションが苦手な人でもプログラミングや絵のスキルが高ければ認めて欲しい。そもそも両立する能力じゃない。」って意見もあると思うが、僕が知ってる限り本当に凄いプログラマーやアーティストはコミュニケーションもしやすいんだよなこれが。

心・詞の二つは鳥の左右のつばさの如く

投稿日: コメントする

和歌入門

心と詞 伝藤原定家著『毎月抄』より

心と詞とを兼ねたらむを良き歌と申すべし。心・詞の二つは鳥の左右のつばさの如くなるべきにこそとぞ思ふ給へ侍りける。ただし、心・詞の二つを共に兼ねたらむはいふに及ばず、心の欠けたらむよりは詞のつたなきにこそ侍らめ。

【訳】心と詞とを兼ね備えているようなのを良い歌と申すべきでしょう。心と詞の二つは、鳥の左右の翼のような関係のはずだと存じます。ただ、心・詞の二つを兼ねているのが理想であることは言うまでもありませんが、心が欠けて詞の巧みな歌よりは、心があって詞のつたない歌の方がましでしょう。

ヘルマンヘッセ 荒野の狼

投稿日: コメントする

「魔術劇場 だれでもの入場はお断りー誰でもはお断り
入場はー狂人ーだけ!」

 

 

STEPPENWOLF SUMMARY

Harry’s account starts out with him leaving the boarding house to wander the streets. He sees an arched doorway that he’d never noticed before. In fact, he thinks it might have just appeared out of the blue. He decides to check it out and sees that it has writing over it that says “Magic Theater; Entrance Not for Everybody.”

 

 

ニーチェのよく言っていることばの意味で、天才的な、無際限な、恐ろしい苦悩の能力を養ったことを、私は知りました。同時に、世界けいべつではなく、自己けいべつが彼の厭世観の基礎であることを知りました。なぜなら、彼は制度や人物についてじつに仮借なく徹底的にやっつけるように話すことができましたが、けっして自分を除外したことがなく、いつもまず自分自身に矢を向け、まず自分自身を憎み否定したからです……ここで私は心理学的な注釈をはさんでおかねばなりません。荒野のおおかみの生活について私はごくわずかしか知りませんけれど、愛情に富んではいるが厳格できわめて信心ぶかい両親と教師によって、「意志をくじくこと」を教育の原則とする精神で彼が教育されたと

はあくまで、ひと目見たときすぐに、すぐれた、珍しい、なみはずれた天分のある人間だという印象を与えました。顔は精神にみちており、表情の異常に繊細敏感な動きは、興味ぶかい、極度に動揺した、非常に繊細で感受性の強い心の生活を反映していました。彼と話をし、彼が、いつでもというわけではありませんが、世間並みの限界を越え、持ち前の異常さから、個性的な独特なことばを吐くと、私たちなんかわけもなく彼におさえられてしまうばかりでした。彼は他の人間より以上に考えており、精神的なことにかけては、ほとんど冷静なくらいな客観性を持っていました。